歴史散歩マップ

ゆかり散歩マップ 第二弾|FOOD ESSAY

池波正太郎
味の散歩地図

池波正太郎の食味エッセイ『散歩のとき何か食べたくなって』に登場する店を、現在も暖簾を守る店と、街から姿を消した店に分けず、同じ地図の上へ戻しました。まず人物と作品を知り、そのあとで117の店を歩きます。

ABOUT SHOTARO IKENAMI

まず、池波正太郎について

池波正太郎は1923年(大正12年)、東京・浅草に生まれた小説家・劇作家です。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店、海軍、東京都職員を経て、長谷川伸に師事。1960年(昭和35年)に『錯乱』で第43回直木賞を受賞しました。

『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズで時代小説の第一人者となる一方、食の随筆では、料理だけでなく店へ向かう道、暖簾、客席、街の匂いまで書き残しました。このページは、池波が歩いた「味のある街」を地図から読み直すための入口です。

浅草にある池波正太郎生誕の地記念碑
池波正太郎生誕の地記念碑(浅草)。写真:Tak1701d/ Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)
117掲載地点
51営業中
43閉店・現存せず
7フランス編
1923年
大正12年
東京・浅草で誕生
1960年
昭和35年
『錯乱』で直木賞
三大シリーズ鬼平・剣客商売・藤枝梅安
1990年
平成2年
67歳で逝去

TIMELINE

略年表

1923浅草に生まれる 1948長谷川伸に師事 1951『鈍牛』が新国劇で上演 1960『錯乱』で直木賞 1967『鬼平犯科帳』第一作 1972『剣客商売』『藤枝梅安』始動 1977吉川英治文学賞 1990急性白血病で逝去

WORKS

代表作と魅力

鬼平犯科帳江戸の治安、人情、盗賊たちの生を描く。
剣客商売秋山小兵衛父子の剣と暮らし。食事場面も魅力。
仕掛人・藤枝梅安闇の仕事と静かな食卓が同居する世界。
食味随筆料理より先に、店と街の空気が立ち上がる。

HOW TO USE

この地図の歩き方

  • 地域を選び、池波が繰り返し歩いた街のまとまりを見る。
  • 営業中だけでなく、閉店店も残して街の時間差を楽しむ。
  • 番号を押して、料理名・掲載ページ・現在地の確度を確認する。
  • 概略ピンは跡地の断定ではなく、書籍に残る街の記憶として見る。
117の店を地図で見る ↓

REFERENCE

参考文献と調査の軸

池波正太郎『散歩のとき何か食べたくなって』
新潮文庫、1981年10月、ISBN 978-4-10-115610-1。

掲載ページは1995年刊の第24刷を基準にした公開索引を参照。人物情報は池波正太郎公式サイト・新潮社、画像はWikipediaで利用されているWikimedia Commonsの素材をライセンスに従って掲載しています。

上田市池波正太郎真田太平記館
池波正太郎真田太平記館。写真:あばさー/ Wikimedia Commons (パブリックドメイン)
番号を押すと店の詳細ページへ移動します 閉店店の薄いピンは、書籍記載地をもとにした概略位置を含みます
営業中後継・別形態閉店現況未確認

すべての店

117件

HOW TO READ THIS MAP

現在の店と、記憶の店を一緒に歩く

営業中

2026年7月までに公式情報や現行の店舗情報を確認できた店です。休業日や予約方法は訪問前に再確認してください。

閉店・後継

閉店した店も削除せず、書籍に記された地域へ残しています。商品だけが継承された店は「後継・別形態」としました。

概略位置

住所を確定できない店は、本文や索引に記された街・通りの中心付近へ配置しています。跡地を断定するピンではありません。

SOURCES

参考文献・調査方針

主要資料

本サイトでは本文を引用・転載せず、店名、地域、掲載ページ、料理名などの事実情報だけを地図用に整理しました。営業状況は変わり得るため、「現況未確認」を積極的に残しています。